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【レシピ】ラタトゥイユを究める!

こんにちは、管理栄養士のとりです~!
夏野菜がおいしいこの季節、あちらこちらでラタトゥイユのレシピを見かけます。
(リンク先に一般的なレシピが載っていますよ!)


でもレシピ通り作ったのに油っぽい、はたまた水っぽい、味がぼやけている・・・なんてことありませんか?ここではレシピには載っていない、本当においしく作るコツをご紹介します!

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①トマトは先に煮つめておく

ラタトゥイユのおいしさは夏野菜の旨味が濃縮された点にあります!しかし、水分の多いトマト(もしくはトマト缶)をそのまま使ってしまうと水っぽい仕上がりに…トマトの量が1/3~1/2に減るのを目安に、しっかり煮詰めてから加えてみましょう。

②茄子は少なめの油で焼く

ラタトゥイユに油が浮いていませんか?ズバリ茄子を焼くときの油の使いすぎが原因。茄子の構造はスポンジ状になっており、その隙間を埋めるように油が浸透していきます。そこでポイント!

・焼く前に塩をふる
塩をすることで浸透圧が働き、野菜の水分が出てきます。「揚げる」=「水と油の交換運動」なので、あらかじめ野菜の水分を抜くことで油を吸いすぎを防げます!

・油のつぎ足しは禁止
焼いている途中で油がなくなっても油のつぎ足しはしないこと!中まで火が通ると自然に余分な油が出てきます。一度キッチンペーパーにあげて油を切り、他の野菜と合わせましょう。

③仕上げにはビネガーを

味見してみると、なんだかぼんやり…そんなときはワインビネガー(または酢)を小匙1ほど加えてみて下さい。
野菜の甘味とビネガーの酸味でメリハリのついたおいしさになります。冷やして食べることも多いラタトゥイユ、さっぱりした仕上がりで食欲が落ちるこの時期にもぴったりです。


さらにおいしくしたい方、必見!!
トマト自体の旨みが足りないとき、少量の砂糖をフライパンでカラメル状にしてから加えると、より深いこくがうまれます。この方法はトマトソース全般に使えるので是非試してみてくださいね。


パプリカの皮の剥き方にもコツが!
こんがり焼いたパプリカを氷水につけていませんか?せっかくの甘みが水に流れ出てしまうので、ボールに入れたらラップをして余熱がとれてから皮をむきましょう。

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冷蔵庫に入れておけば3,4日ほど日持ちしますので、多めに作り置きするのがオススメです。ポーチドエッグを添えて朝食に、パスタの具にしてランチに…とアレンジ自在!美味しく食べてくださいね。

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