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【レシピ】自家製!ドライフルーツを作ろう

こんにちは、管理栄養士のとりです!

お盆もあけましたが、まだまだ暑い日が続きますね~

 

先日八百屋へ行ったら、新物のりんご、ぶどう、いちじく…とおいしそうな果物がたくさん出始めてました!その中から今回は、8~9月に旬を迎えるいちじくの魅力を紹介します!

いちじくの栄養

これから旬を迎えるいちじく。薬膳の分類においても、健胃・整腸作用があるとされ古来より食べられてきました。いちじくの種の部分には、女性ホルモンを助ける、植物性エストロゲンが含まれています。これは他のドライフルーツにはない成分ですね!

 

もちろんそのまま食べてもおいしいですが、おススメしたいのが干しいちじく!

乾燥させて水分が減った分、鉄分カリウムなどのミネラル分、ビタミンB群ポリフェノール植物性エストロゲンの含有量が増えます。皮ごと食べられるので食物繊維も多く摂れます!

準備

作業に取りかかる前に、まずやってほしいことがあります。それは…天気予報のチェック!

今回はオーブンを使わずに天日干しで乾かすので、雨や曇りなど湿気の多い日はどうしてもカビやすくなってしまいます。晴天が続く日に狙いを定めましょう!

 

 作り方

では晴れの日を確認出来たら、さっそく作っていきましょう!

今回は、糸島産のよく熟れたいちじくを4つ用意しました。いちじくの皮を布でやさしく拭き、それを四等分にカット。ザルにならべて干します。甘い香りに誘われて虫がやってきますので、虫よけとして水切りザルをかぶせましょう。

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夜は冷蔵庫になおします。また翌日、日当たりのいい場所に干します。

 

それを繰り返すこと3,4日後…

じゃーん。

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出来ました。セミドライいちじくの完成です。簡単です。

シナモンのような芳醇な香りがします。水分が飛んだ分、干す前と比べて小ぶりになりましたね。数が少ないのは途中つまみ食いをしたからです。非常においしかったです。

 

このまま食べてもおいしいですが、生ハムを巻いたり、フランスパンにブルーチーズとともに乗せトーストしてもおいしいです。考えただけでよだれが出ますね。

今回はスパイスパウンドケーキの中に入れてみました。水分が少ないので、焼き菓子にも使いやすくなります!

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これから旬を迎え、ますますおいしくなるいちじく。八百屋でぷりっとおしりが割れたいちじくを見かけたらぜひ作ってみてください~!