【福岡・西新】そうだ、豆屋に行こう。
すっかり木枯らしの吹く季節になりましたね。風邪などひいていませんか?
以前、ブログ内にて黒豆入りご飯を紹介したところ、炊き方や分量、購入先に関するお問合せを多数頂きましたので、今回はその質問に答えさせていただきます~!
私がよく豆を買いに行くのがこちら、福岡・西新商店街内にある老舗豆屋、上野商店さんです。
屋号が(豆)なのが素敵ですね。100g単位で量り売りなので、いろんな種類の豆が楽しめますよ~!
私が購入しているのは北海道産の黒豆で、時期により値段は異なりますが250円(100g当たり)前後です。
丹波の黒豆も販売していますが800円(100g当たり)と高級品なので、それはお正月だけの贅沢です・・・!毎日食べるものなので、無理なく購入できるかどうかも大切ですよね。
黒豆の分量もお好みで大丈夫。我が家は米2合に対して一つかみ、15~20粒でしょうか?何度か炊いてみて自分の好きな量を見つけてもらえればいいかと思います。
黒豆は、浸水時にお米と一緒に入れておくだけ。黒豆の固さが気になる方は、一晩おいて下さいね。赤色を帯び色鮮やかに炊きあがります。お試しあれ。
今日のおやつ
引き続き、豆つながりという事で!
本日のおやつにいただいた、”落花生”についてご紹介します。
こちらは当クリニックの近くにある、超新鮮野菜を販売している八百屋・フレラボさんの落花生です。
落花生の主成分は血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを下げ動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果のあるオレイン酸・リノール酸(不飽和脂肪酸)です。
☝茹でたての落花生。落花生はマメ科の植物なので豆であり、かつ種実類でもあります。豆(まめ)とは、マメ科の植物の種子または果実のこと。種実類(しゅじつるい)とは、かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子の総称。ややこしいですね…。
落花生をはじめ種実類に多く含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があり、心筋梗塞、脳卒中予防に効果があるとされます。さらに二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解してくれるナイアシンも豊富、おつまみにはもってこいです。腹持ちもいいので、小腹がすいたときに数粒食べるのもおすすめです!
いろんな利点を挙げましたが過ぎたるは猶及ばざるが如し。食べすぎは肥満の原因になります。結局は、満遍なく何でも適量食べるのが一番ということです。
ということで、今日はスタッフみんなでおやつに茹でたて落花生をいただきました。殻を剥くのが結構大変なので、早食い&食べすぎ防止にもなりますね!
今日から11月。その時期にしか食べることが出来ないおいしい旬を見逃さないように、毎日食に対して丁寧に向き合いたいなと思います。
とり
【レシピ】自家製ポン酢をつくろう!
夜はぐっと気温が下がりましたね。鍋料理がおいしくなる季節の到来です。
そこで今回は、簡単!混ぜるだけ!おいしい自家製ポン酢のレシピをご紹介します。
753ポン酢
材料
醤油:酢:みりん=7:5:3
※酢は好みの柑橘でもOK!
昆布や鰹節 適量
作り方
①みりんを小鍋に入れて、アルコール分を飛ばすように煮切る
②しょうゆ、酢を加える
③冷めたら保存容器に移す
以上!名の通り、調味料の割合が7:5:3なので覚えやすいオススメレシピです。
最後に出汁を少量加えると、作った当日でも角がとれてまろやかな味わいになります。
長期保存したい場合は、昆布・鰹節をそのまま容器入れて、味が馴染んだら取り出してくださいね。
☝(写真左から)ミツカンの穀物酢、京都村山造酢の米酢、フランスMartin Pouret社の白ワインビネガー、鎮江黒酢(中国黒酢)
ご自宅にあるお好みの酢を使っていただければなんでも大丈夫ですが、やはり旬の柑橘を絞っていれるのが一番おいしいと思います!
今回は実家で採れたカボスをたっぷり使いました。高血圧の方・減塩を意識されている方は、酢と醤油は同量がオススメです。
我が家では冷奴に鍋料理、焼きサンマなどなど…この時期は醤油の代わりに大活躍です!カボスや柚子、橙など旬の柑橘で作る自家製ポン酢。市販品では味わえないフレッシュな味わいと爽やか香りをお楽しみください~!
とり
【11月の料理教室】フィンランドに学ぶ!体を温める料理
秋の夜長…みなさんは何をしてお過ごしですか?
仕事に、家事に、子育てに…慌ただしい日々をお過ごしかと思いますが、季節は秋。
陽が昇って落ちるまでの時間が一番早い季節、言い換えれば夜の時間が一番長い季節の到来ですね。
私は普段と変わらずもっぱら台所にこもるか、読書か映画を見て過ごしています。映画はやはり食卓のシーンが好きですね。
☝☝昨晩、フィンランドが舞台の映画、”かもめ食堂”で印象的だったシナモンロールを焼きました。北欧の地では、シナモンロールはコルヴァプースティ(Korvapuusti)と呼ばれ、「平手打ちされた耳」という意味だそうです。なんとも痛そう…
11月の料理教室
みなさんは、北欧のフィンランドという国を御存じでしょうか?ムーミンやサンタクロースの家がある国として有名ですね。冬はとても寒く、比較的暖かいといわれる南部でも氷点下だそう!オーロラが光る極寒の地で、フィンランドの人は何を食べて温まっているのでしょう?
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11月の料理教室では、寒い国フィンランドからヒントを得て、体を温めて冷え性を改善する食材の組み合わせを学びます。
フィンランドの伝統料理をそのまま作るのではなく、私たち日本人の体質や味覚に合うようにアレンジを加えました!
今回は、パスタをつくるときのコツ、自家製ドレッシングの作り方、さらに我が家で一番人気のパン、フォカッチャのレシピをご紹介しますよ~!
とり
※11/19(土)の料理教室は残席3名様となっています。お早めのご予約がおすすめです!
【美容】空気がかさつく秋こそ!みんなが羨む美肌を手にいれよう!
大型台風が過ぎ去り、ずいぶん涼しくなりました。夜は肌寒いくらいですね。この季節の変わり目、よく聞くお悩みが肌トラブルです!
夏の間に受けた紫外線や汗によるダメージ、それに加え秋風の乾燥した空気も加わり、あっという間に肌がボロボロに… 普段から肌のお手入れはしっかりしているけど、いつも冬になるとカサカサになってしまう…という方、結構いらっしゃいます。
外側からのお手入れ(パックなど)をしっかりしていても、なんだか効果があまり実感できない人必見!!内側からのお手入れを行う事で、美肌が手に入れられるってご存知でしたか? これからますます寒くなる前の今がチャンス!皮膚をからだの内側からたっぷりとケアして、美肌を手に入れましょう!
秋の肌荒れ対策
今回は秋の肌トラブルを予防するために、とくに意識して摂ってほしい栄養素を紹介していきます!
タンパク質
タンパク質は20種類のアミノ酸によって構成されており、髪の毛、爪、内蔵、筋肉、皮膚など私たちの体の大部分がタンパク質によってできています!タンパク質が不足すると新陳代謝を妨げ、肌を老化させてたるみやくすみの原因となります。
また、コラーゲンを構成しているタンパク質が不足すれば、肌のハリやツヤもなくなってしまうのは必然です! 代表的な高タンパク・低カロリーの食べ物には、赤身の肉、鶏ささみ、鶏むね肉、ラム肉、淡泊な白身魚、ツナ缶(ノンオイル)、貝類、卵の白身、大豆製品などがあります。
ビタミン類
ビタミンA(βカロテン)
野菜に多く含まれているβカロテンは体内でビタミンAに変わります。肌の弾力をキープしてくれ、紫外線からのダメージから肌を守ってくれる働きがあります。
【レシピ】本場の味!にんじんラペ - EAT LABO|福岡 薬院 たべる研究所
☝☝☝前回ご紹介したにんじんラペでもたっぷり補給できますよ
ビタミンB群
肌荒れやニキビ予防にはビタミンB群が効果的です!特にビタミンB2は美容ビタミンと呼ばれ、新陳代謝をアップさせ、正しいターンオーバーを促す効果があります。
ビタミンC
美肌と言えばビタミンCを思い浮かべる方も多いと思いのではないでしょうか?メラニンの沈着を抑えるだけでなく、すでにできたメラニン色素を還元して、シミを薄くする効果も期待できます。また、コラーゲンの生成をサポートして肌にハリを与える、角質の水分を保つセラミドの合成を促進し、肌の水分をキープしてくれるなど、ハリと潤いを保つ効果もあります。
ビタミンE
ビタミンAやビタミンCと同様強い抗酸化作用があり、シミや肌の老化を抑制します。エイジングケアには欠かせませんね
☝☝☝当クリニックではアメリカ・ダクラスラボラトリー社のサプリメントを取り扱っています。日本のサプリメントは食品としての取り扱いになっているのに対し、アメリカのサプリメントは厚生省にあたるFDAが管理し、食品と医薬品の間に位置づけられており、DSHEA(栄養補助食品健康教育法)というサプリメントに対する法律によって厳しく管理されています。
発酵食品
納豆や漬物・塩辛・味噌・みりん・醤油・酢・かつお節・塩麹など、和食に欠かせない発酵食品ですね。微生物の分解発酵作用によって生まれる酵素の働きで抗生物質や免疫物質を生み出してくれます。
美肌効果としては、抗酸化効果(アンチエイジング効果!)、美白効果、保湿効果、デトックス効果などなど!
発酵食品は毎日摂るのが理想ですが、やたらと摂れば良いというものではありません。例えば、チーズやバターをたっぷり塗ったパンなど、動物性の発酵食品は脂肪分が多く、高カロリー。
一方、日本の発酵食品の多くは植物性なので、毎日摂取するには適しています。特に大豆製品は食生活に自然に取り入れるのが最も手軽で続けやすい方法なのでオススメです!
美肌は和食から作られる
これらの栄養素を摂取しようと、毎日あれこれ考えながら料理するのは大変ですよね。そこでおすすめしたいのが朝食に和食のすゝめ、「ご飯・納豆・具沢山の味噌汁」です!
☝とり家の朝ごはん。平日はご飯・納豆・具沢山味噌汁。週末は時間に余裕もあるので魚や野菜料理が1品増えます。ご飯は黒豆入り。黒豆も大豆の仲間ですよ~
納豆は買い置きしておき、野菜・海藻・きのこ類たっぷり味噌汁も前日から作っておけば翌日は温めなおすだけ、時間のない朝でも大丈夫ですね!
この三品で、良質なたんぱく質、ビタミン・ミネラル、それに発酵食品(納豆・味噌)がバランスよく摂取できます!
朝はパン食の方も、肌が荒れやすいこの季節は和食にしてみてはいかがでしょう?
とり
【豆知識】ぼた餅とおはぎ。その違いは?
本日9月22日は「秋分の日」、秋のお彼岸の中日でもあります。お彼岸のお供え物といえば、やはり一番にひらめくのは「おはぎ」でしょうか?和菓子屋ではもちろん、スーパーでもこの時期はよく見かけますね。
土鍋で小豆を炊きました。
あんこの材料である小豆の種まき時期は4~6月、収穫は9~11月です。秋のおはぎには収穫したての小豆を使います。皮も柔らかいので粒あんがオススメです!反対に春のお彼岸では、固くなった小豆の皮と取り除き、こしあんにする地域が多いようですね。
春のぼた餅、秋のおはぎ。名前の由来は?
春のお彼岸は、ぼた餅。秋のお彼岸は、おはぎ。
どちらも季節の花に由来しています。春分の日のぼた餅は、春の花『牡丹(ぼたん)』から。秋分の日のおはぎは、秋の花『萩(はぎ)』からです。
自家製おはぎ。
今では一年を通して「おはぎ」の名で売られていることが多いですが、実はこんな違いがあったんですね。
最後に
昔に比べていつでもどこでも食べられるようになりました。私を始め、おはぎが好きな方たくさんいらっしゃると思います。
「洋菓子より和菓子の方が健康にいい」と思われている方もいらっしゃいますが、どちらもカロリーが高いことに変わりはありません。食欲の秋、ついつい食べ過ぎには気を付けてくださいね!
とり
【報告】9月の料理教室、開催しました!
9月17日に開催した料理教室の内容を少しご紹介します~!
今回のテーマは「ハレ」の日ごはんと秋の薬膳です!
そもそも薬膳ってなに?
薬膳の思想が生まれたのは中国。その中国の数千年という長い歴史に裏付けられた伝統医学を中医学といいます。
中医学では、人の体は気・血・水で構成されており、この三要素で生命を維持し、身体の機能を動かしていると考えられています。この気・血・水が過剰や不足なく、バランスを整えるために毎日の食生活を通じて行う飲食療法が薬膳です。
中国薬膳大辞典(1992年)によると、薬膳とは「中医学理論の指導のもとで、中薬(中医学で用いる薬物の総称)と食物を配合し、伝統的飲食調理技術と現代的加工方法を用い、色・香・味・形の全てによく、保健と治療に効果のある食療食品、料理の総称」と記載されています。
なんだか難しくかいてありますが…薬膳で最も重要なことは、おいしくなくてはならない、ということです!
今回の実習献立
その大前提を踏まえた上で、栗入り中華おこわ、半熟煮卵、海老と里芋のしんじょ、無花果とくるみの白和え、杏仁豆腐の5品を実習で作りました。
今回は炊飯器を使わず、セイロで蒸しあげたのでもっちもちです!
蒸しあがるころには、干しエビや舞茸のなんとも言えない、いい~香りが漂ってきました…たまりませんね
デザートは杏仁霜(あんずの種の粉末)を使って本格杏仁豆腐をご紹介!
今回は寒天ではなくゼラチンを使用。ゼラチンを使った方がもちっと仕上がりますね。さっぱりレモンシロップも好評でした~
いつも参加してくださっている方も、はじめましての方もいらっしゃいましたが終始
賑やかで和気あいあいな教室となりました。
講師役の私が一番楽しんでいた感は否めませんが…参加してくださった皆様、ありがとうございました!
次回の料理教室は10月15日(土)11:30~、担当はみほちゃんです!御予約・お問い合わせお待ちしております!
tel 092-716-5514
【レシピ】本場の味!にんじんラペ
にんじんラペ、またはキャロットラペとも呼ばれるフランス家庭料理の定番、にんじんのマリネですね。
日本でもすっかりお馴染みのメニューですが、本当においしい作り方存知ですか?
”千切りにしたにんじんをオリーブオイルでマリネする”と思われがちですが、にんじんから出たエキスでマリネするのが本来の作り方。あくまでもドレッシングは、にんじんからうまみを引き出す手助け役です。
また、マリネ液の作り方にもコツがありますので、ぜひ今回覚えてくださいね。では、さっそく作ってみましょう!
材料
にんじん…2~3本
[マリネ液]
・エクストラヴァージン・オリーブオイル…40ml
・白ワインヴィネガー…10ml
・塩…1g
作り方
①まずマリネ液を作る。ボウルに白ワインヴィネガーと塩を入れ、泡立て器で塩が溶けるまでよく混ぜる。
②オリーブオイルをごく少量ずつ加え、泡立て器で混ぜる。だんだん白っぽくなるが、さらに濃度がつくまでよく混ぜる。
※ここでよく混ぜることで、油の粒子を細かくしておきます。酢の中に小さな粒子が分散して、なめらかな口当たりになります。
③にんじんの皮を剥き、スライサーなどで千切りにする。
④(2)のマリネ液をかけ、手で揉みこむように混ぜる。にんじんのエキスが出てくるのでしばらく漬けておく。
⑤食べる前に塩や酢で味を整えて完成。(そのままでも十分おいしく食べられます!)
おすすめの食べ方
少量のはちみつ、くるみなどお好きなナッツ、レーズン、パセリのみじん切りと合わせれば立派なフレンチの1品が出来上がります。
パンに挟めば、野菜たっぷり・彩りきれいなサンドイッチに!
冷蔵庫に入れておけば1週間程日持ちしますので、時間のあるときに多めにつくっておくと便利ですよ。
にんじんの栄養
どうしても不足しがちな緑黄色野菜ですが、にんじんなら一年を通して栽培されており、価格も安定しているためオススメです。また栄養の面でも、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で、日々の健康作りには欠かせません!
さらに、にんじんに多く含まれるβ-カロテンは油に溶けやすい性質があります。油と共に摂取することで体内への吸収率が高まるので、このにんじんラペや金平人参は非常に理にかなった料理と言えます。
ぜひ、定番の野菜料理のひとつに加えてみてくださいね。
とり
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***お知らせ***
先日お知らせしました9月の料理教室ですが、
定員に達したため募集を締め切らせて頂きます。
たくさんのお問い合わせ、本当にありがとうございます。
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