【福岡 薬院|10月の料理教室・開催】土鍋で作る、からだを温めるごはん
まだまだ暑い…と思っていたらすっかり秋模様。
それどころか、秋を飛ばして冬がやってきそうな気候ですね。みなさん、冷え対策の衣替え、間に合っていますか?
昨日10/19(土)は今月の料理教室の日でした。お問い合わせ、ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございます。今回も、本当に楽しく開催させていただきました。
10月は、これから寒くなる時期にぴったり、土鍋を使った、からだを温めるごはんをご紹介させていただきました。
福岡 薬院|料理教室 土鍋で作る、からだを温めるごはん
10月の献立
小豆入りごはん
スンドゥブ・チゲ
ニラキムチ
原木椎茸のナムル
もやしのナムル
小豆茶
すっかり寒くなってまいりましたので、講義の最初は温かい小豆茶をお出しさせていただきました。鉄のフライパンでじっくりを煎った小豆を、ことこと煮出すこと10~20分。やさしく香ばしい小豆茶の出来上がりです。
今回10月の献立は、出し殻の小豆を再利用した小豆ごはん(もち米入りのお赤飯風)をはじめ、秋野菜を使ったナムルに、もちろん主役は土鍋で作るスンドゥブ・チゲ!
このスンドゥブ・チゲ。
今までも我が家で作るもののドンピシャの味に決まらず、もっとおいしくなるはず…と日々試行錯誤していたところ、韓国人に嫁いだお料理上手の方からおいしくなる秘訣をおしえていただいて、やっとこさ完成したレシピ。
そのほか、家庭でも作りやすい秋冬野菜を使ったナムルなど3品をご紹介しました。
☝ニラキムチ
☝もやしナムル
☝原木椎茸ナムル
どれもシンプルな料理ですが、ほんのすこし丁寧に、大切なポイントをおさえるだけでおいしくなります。
どれかひとつでも、みなさんの食卓の定番に仲間入りできていればうれしく思います。
料理教室、その日の我が家の夜ごはん
今回の料理教室で使った食材、ニラやあさり、豚肉ブロック(塊肉)、そしておまけで紹介した自家製の韓国のりをつかった呑みメニュー。
白ネギ、・ニンニク・粗挽きの韓国唐辛子・濃口醤油でつくったピリ辛つけだれ。
こちらは、蒸し豚をサンチュと韓国のり、そしてたれも包んでいただきます。
あさりは、昆布だしと合わせて吸い物仕立て。柔らかい春菊や芹と一緒に、スダチを絞っていただきました。
もちろん主役は、大信州!(とてもおいしい日本酒なので、日本酒好きな方はぜひ探してみてください。)
もし、料理教室の食材があまったときはこんな献立もいかがでしょう?✨
次回の料理教室は、12月21日(土)11:00~を予定しております。
どうぞ、お楽しみに~!
とり
【福岡 薬院|10月の料理教室】 土鍋で作る、 からだを温めるごはん
みなさん、秋がやってまいりましたよ。
どの季節もそれぞれおいしくて好きですが、個人的にはやはり秋が一番すきです。
秋は実りの季節。
秋の代表食材のひとつといえば、やはり栗でしょうか?
まずは手始めに、焼き栗ご飯から!
栗はボウルに入れて熱湯を注ぎ、自然に冷めるまで置いておくと鬼皮が剥きやすくなります。包丁でおしりから削ぐように剥いていきます。
渋皮煮ではないので、一緒に渋皮が少し剥けたって大丈夫!
直火で皮が真っ黒になるまで焼き付けます。全体が真っ黒になったらやけどに気を付けながら熱いうちに渋皮を剥きます。
あとは浸水させたお米に、焼き栗と、好みで天然塩など調味料を加え、いつも通り炊くだけ。少しもち米を入れてもいいですね!
炊きあがりにごく少々、おいしい日本酒を振りかけて、少し蒸らしたら完成!
秋の味覚、焼き栗ごはんの完成。
簡単なので、ぜひお試しくださいね。
10月の料理教室
さて、来月の料理教室のご案内です。
朝晩はすっかり涼しくなり、
そろそろ温かい食事が恋しい季節。
十月の料理教室では、
中国や韓国などアジア料理をベースにして、
秋に旬を迎える食材と唐辛子を使った
からだをあたためるお食事を作ります。
お時間が合いましたら、
ぜひご参加お待ちしております。
10月19日(土)11:00~13:30(空き状況:キャンセル待ち)
テーマ 土鍋で作る、 からだを温めるごはん
場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン
料金:3300円(税込)
持ち物:エプロン、タオル、筆記用具
とり
【レシピ】葛粉と寒天で作る、潤う杏仁豆腐
夜はずいぶん涼しくなり、オーブン仕事がやりやすい季節となってきました!
自家製ベーグルはむちむち派です。
夏が過ぎ、秋になると果物やお魚が出回りおいしい季節でもありますが、
空気が乾燥し、私たちの体のなかも乾燥が招くトラブルも起こりやすくなります。
この乾燥の影響を最も受けやすいのが、五蔵の「肺」。
肺は、呼吸器系や皮膚、大腸の働きとも関係が深いため、肺が渇くと空咳が出やすくなったり、乾燥肌になったり、便秘などの不調を招くと言われています。
そんな季節におすすめなのが、中華料理のデザートとしてもおなじみの杏仁豆腐!
実は、杏仁豆腐の原料である「杏仁(きょうにん)」は漢方薬に使用される生薬のひとつで、身体を潤すはたらきがあるそうです。
せっかくのおいしい季節も、乾燥に負けて風邪をひいていたのでは、おいしい味覚も堪能できません!
ということで、秋もうるうる潤って元気においしく過ごすために、今回は葛粉と寒天で作る、潤う杏仁豆腐をご紹介します。
潤う杏仁豆腐の作り方
[材料] 3~4人前
水 100g
粉寒天2g
杏仁霜 30g
本葛粉2g
きび砂糖 30g
牛乳 500cc
〈シロップ〉
きび砂糖 30g
水 60g
レモン 1/2個
→今の季節、国産のレモンはあまり出回っていませんので、すだち1個に変えました。
〈シロップ〉
1、 砂糖と水を小鍋に入れ火にかける。半量になるまで煮詰める。
2、粗熱が取れたらレモン汁(すだち果汁)を加える。
〈杏仁豆腐〉
1、 水、寒天を鍋に入れ、泡立て器で混ぜる。寒天が混ざったら中火にかけフツフツしてきたら弱火にして3分ほど、寒天をしっかり溶かす。杏仁霜、本葛粉、きひ砂糖を加え、さらに混ぜながらさらに3分ほど加熱する。
2、火を止めて、少しずつ牛乳を加えてさっと混ぜる。
3、2を濾しながら容器に移し、冷蔵庫で冷やし固める。
4、完全に固まったらお好みでシロップをかけて完成。
※寒天の量はひとつの目安です。寒天の種類により、凝固力が異なりますので、量を調整してお好みのかたさを見つけてください。
今回使用した食材も、ご紹介します。
本葛粉
原材料:国産本葛100%(南九州産)
葛の根から取り出したでん粉を白く晒し上げ(水洗い)、純白の本葛粉を作り上げる「吉野晒」と呼ばれる製法で作られています。
古来より血行をよくし、体を温めたり、緊張をやわらげたりすることから、風邪や胃痛などの際に民間治療薬としても利用されてきた本葛。
本葛には多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることから、更年期障害や骨粗鬆症などの症状改善としても注目されています。
寒天
今回使用した寒天は、天草(テングサ)100%使用の粉末寒天。溶けやすく調理しやすいので、寒天を使い慣れていない方にもおすすめです。
寒天は、100g中80.9gとあらゆる食品のなかで食物繊維を一番多く含んでいます。お通じが悪い方にはぜひ積極的にとっていただきたい食品のひとつです。
寒天の材料は、天草、オゴノリ、その他海藻が使われています。メーカーや製造方法によって凝固力は大きく異なりますので、量は加減して使用してくださいね。
ごく少量の寒天と葛粉で作る、この杏仁豆腐。出来上がりはミルクプリンのようなとろりとした食感です。寒天の量は非常に少なく、葛のとろみ効果と合わせてぎりぎり固まっているような状態。
ちなみに…個人的には、おやつとして食べる杏仁豆腐はとろり派、中華料理の〆に食べる杏仁豆腐は寒天でしっかり固めて喉ごしつるり派です。
みなさんのお好みはどうでしょう?
とり
【福岡 薬院|8月の料理教室・開催】旅する台所 スパイスかおる南インドカレー
朝晩、ずいぶん涼しくなりましたね。
まだまだ日中は蒸していますが、暦の上では秋。
梨に無花果、栗、ぶどう…心躍るおいしい秋の果物が出回りはじめましたね。
早速、今年はじめての無花果を買い求め、パウンドケーキを作りました。
半分はさっとジャムにして、半分はスライスしてトッピング。
山葡萄の蔓もぐんぐん伸びていたので、添えてみました。
お皿の上は、すっかり秋模様ですね。
8月の料理教室 南インドカレー
8月の料理教室にご参加、お申込みいただいた皆様、本当にありがとうございました!
今回は南インドの基本的な料理法とスパイスの使い方を習い、代表的な料理としてケララチキンカレーを作りました。そのほか、スパイスを使った野菜料理にも挑戦。
ご自宅でも復習しやすいように、レッスンの最後には各自スパイスを配合してもらい、お土産スパイスとしてお持ち帰りいただきました。
講座と調理の時間には、インドの地域別によく使われるスパイスの紹介やカレーにおける各スパイスの役割、自家製カレースパイスの配合ポイント、スパイスを加えるタイミング、火加減、ココナッツミルクや食材の選び方などなどご紹介。
日本のカレーというと煮込み料理のイメージですが、南インドカレーはそうではありません!テンポよく、スパイスに火を入れながら香り高く仕上げていくことが大切です。
みなさん、鍋の中の状態をよ~く見て、火加減を調整してみてくださいね。
9月の料理教室について
今月9月の料理教室は、おやすみです。
次回は10月19日(土)11:00~13:30開催予定です。
テーマは、玄米入門やきのこ料理、せいろを使ったなど蒸し料理などを考えていますが、今年の季節の進み具合と相談しながら決めたいと思います。
またテーマや詳細が決まり次第、こちらのページでご案内させていただきます。
それではみなさん、これからどんどん深まる秋に、おいしい旬を見逃さないようお過ごしください!
とり
【福岡 薬院|8月の料理教室】旅する台所 スパイスかおる南インドカレー
あつ~い真夏日が続いております。
皆様、夏バテはしておりませんか?
夏も真っ盛り。
お中元に鰻の白焼きを頂きました。ありがたい!
せっかくの白焼きなので、まずは素焼きして山葵と醤油にて。
もちろん、定番の蒲焼きも!ほんのり甘めの錦糸卵つき。幸せです。
食事のあとは、たまには甘いものも。
夏と言えば、バナナにパイナップル、ココナッツ、南の国の果物がおいしい季節ですね。
おやつにはネグロス島のオーガニックバナナたっぷりに、ココナッツをいれこんでパウンドケーキを焼きました。贅沢に、キャラメリゼしたバナナも添えて。
夏は夏で、おいしい季節です。
8月の料理教室
さて、8月の料理教室のテーマはインドカレー。
カレーはカレーでも、今回は南インドのカレーを作ります!
今回の献立はこちら。
付け合わせに、インドの漬物的存在・アチャールを2種類ほど作ります。
ドリンクはスパイスたっぷりのアイスチャイ、またはスパイシージンジャエールを予定しています。
ご自宅でも復習しやすいように、レッスンの最後には各自スパイスを配合してもらいお土産としてお持ち帰りいただこうと思います。
①8月23日(金)11:30~14:00(空き状況:あと1名)
②8月24日(土)11:00~13:30(空き状況:キャンセル待ち)
自家製オリジナルカレースパイスから作る、南インドカレー
場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン
料金:3240円(税込)
持ち物:エプロン、タオル、筆記用具
予約:092-716-5550 または スポーツ栄養クリニック、フロントスタッフまで
今年の夏は、スパイスで乗り切りましょう~!
とり
【8月の料理教室】旅する台所 ~スパイスかおる南インドカレー~
暑い季節がやってまいりましたね。
暑い夏といえば、やはりスパイス!
ということで、8月の料理教室ではスパイスカレーを作ろうと思います。
カレーはカレーでも、今回ご紹介するのは南インドカレーです。
日本でブーム中の南インドカレー
実は、ここ日本で南インドカレーを出すお店が急増しているのをご存じでしょうか?
南インドカレーと聞いて、イメージが浮かびにくいかもしれませんが、文字通り、インド南方の郷土料理です。日本では北インド発祥の宮廷料理が先に広まったせいか、インド料理といえばバターやクリームを使ったこってりとしたカレーをイメージされる方が多いかと思います。
ここで、北インド料理と南インド料理の違いを簡単にご説明。料理(カレー)の違いには、実は気候が大きく関係しています。
北インドは乾燥しており、寒暖の差が激しいためか、バターチキンカレーなど乳製品を使ったものが多くこっくり&クリーミー系。
反対に、南インドは温暖湿潤な気候で、カレーは汁気が多くてシャバシャバ系。さらに主食についても北はナン、南は米食(バスマティ米)な点も、日本人に好まれる理由かもしれませんね。
8月の料理教室・南インドカレーを作ろう
8月の料理教室では、南インドの基本的な料理法とスパイスの使い方を習い、代表的な料理としてケララチキンカレーを作ります。そのほか、スパイスを使った野菜料理やアイスチャイにも挑戦!
さらに、ご自宅でも復習しやすいように、レッスンの最後には各自スパイスを配合してもらいお土産としてお持ち帰りいただこうと思います。
8月の料理教室
①8月23日(金)11:30~14:00(空き状況:あと1名)
②8月24日(土)11:00~13:30(空き状況:キャンセル待ち)
自家製オリジナルカレースパイスから作る、南インドカレー
場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン
料金:3240円(税込)
持ち物:エプロン、タオル、筆記用具
予約:092-716-5550 または スポーツ栄養クリニック、フロントスタッフまでお声かけください。
あと若干名、ご予約可能です。
今年の夏は、スパイスで乗り切りましょう~!
とり
【6月の料理教室 ・開催】初夏の野菜と薬味を楽しむ旬ごはん
ほどよく風が吹く、気持ちのいい日が続いていますね。
先週の土曜は、6月の料理教室でした。
ご参加いただいたみなさま、お問い合わせいただきました皆様、本当にありがとうございました。
今回のテーマは、胃・腸の働きをケアし、体から湿気を追い出す食材を使った
初夏の養生ごはんを作りました。
六月十五日 初夏の献立
新生姜ごはん
手作り皮の水餃子
青唐辛子酢
胡瓜と蒸し鶏
茗荷と釜揚げしらすの香味和え
薄揚げの素焼き
季節の果物
今回のメインは水餃子!皮から手作りして、一緒に具を包み、茹でたてを召し上がっていただきました。
皮から手作りときくと、大変そう。。。と思われるかもしれませんが、そもそも餃子は中国の家庭料理ですので、決して難しいものではありません。
粉を塩に水をまぜ、捏ねることたったの5分!
30分ほど生地を休ませたあとは、等分して丸く伸ばしていきます。売りものみたいにきれいな丸じゃなくて大丈夫。具を包むことができればいいんです。
焼き餃子のようにひだを付ける必要もありませんので、包むのもとっても簡単!
その他にも、これから食べる機会が増えるキュウリの正しい下処理、薬味の保存方法や組み合わせ、簡単しっとり柔らかな蒸し鶏の作り方、自家製の青唐辛子酢やポン酢の作り方、またそのポン酢を使った即席ごまたれ、、、などなどご紹介させていただきました。
またご自宅でも作ってみて出てきた疑問や分からないことがあれば、またいつでもお気がるにお尋ねくださいね。
次回の料理教室は、8月にスパイスを使った献立をご紹介したいと思います。また詳細はこちらにてご案内いたします。どうぞお楽しみに~!
とり