EAT LABO|福岡 薬院 たべる研究所

とことん「食べる」を「研究」していくサイト

EAT LABO

Do you like to eat?

【レシピ】タケノコづくし、春の土用弁当をこしらえましょう

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月の料理教室を中止させていただくことをご報告させていただきます。

 

(※ご予約を頂戴しておりました皆様には、順次ご連絡をさせていただいております。次回の料理教室は6月の予定ですが、4月のご予約を頂いていました皆様からお声掛けさせていただきます。)

 

今月の教室はおやすみですが、春が盛りのお野菜たちはどんどん出てきています。

この春だけのおいしさを見逃さないために、昨年ご紹介した春のお弁当のレシピをご紹介させていただきます。

 

外へ花見に、、、とはいきませんが、楽しい室内ピクニックのお手伝いになれば幸いです。来年また、一緒に春のお弁当をこしらえましょう。

タケノコづくし、春のお弁当をこしらえましょう

f:id:eat-labo:20200403132814j:plain

春の土用弁当(たけのこ弁当)

・たけのこごはん
・天然鯛とたけのこの春巻
・煮卵風
・ふきの梅酢醤油漬け
・苺と芹の白和え

 

f:id:eat-labo:20200403135316p:plain


筍は竹かんむりに旬とかきます。


旬とはそもそも10日間を意味することば。筍が竹になるまでわずか10日間程度なので、旬の移り変わりの目安になぞらえた漢字表現と言えます。筍の伸びる速さは、竹の生命力そのもの。
その成長にあやかりつつ、一年にこの時期だけのお楽しみ。食べ逃したくない食材のひとつです。

たけのこご飯

[材料]

米         4合(600g)
油あげ     1枚
茹でたけのこ  1本
       

昆布出汁    600ml程度
薄口醤油    大さじ1
濃口醤油    大さじ1
本みりん     大さじ2

木の芽    適量


[作り方]

①米は研いで浸水させておく。※夏は浸水時間は30分ほど。

②茹でたけのこは、少し大きめに切る。まずたけのこを縦半分に切った後、5㎜幅に縦に切る。
  穂先は3cm幅に、それ以外は1.5㎝幅に切る。油あげは粗みじん切り(小さめ)にする。

③浸水した米を一度ざるに上げ、水気をきる。炊飯器に入れ、だし汁と調味料を目盛りまで入れる。
  さっと全体を混ぜ合わせる。

④油あげ、たけのこ、昆布(出汁用)を広げて加え、炊飯器にセットして炊く。

 

〇お弁当におすすめ!~水だしの昆布出汁~

お弁当にもおいしい出汁は、欠かせません。しかし、忙しい朝に出汁をひくのはハードルが高い…我が家では水出しの昆布だしを活用しています。コップに水と昆布(5㎝角~お好みで)を入れて一晩おくだけ、という手軽さです!

天然鯛とたけのこの春巻き

頬張った瞬間、口の中に広がる素材の香りと旨味、そして皮のパリパリ感。
薄い皮に包んで揚げることで、素材の味や香りが閉じ込められ、食べた瞬間に溢れ出します。


[材料]
鯛の切り身     人数分
(旬の白身魚
塩           少々
酒           適量

春巻きの皮      人数分
茹でたけのこ     1本
ペコリーノロマーノ  適量
(塩で代用可)

水溶き片栗粉    適量
揚げ油        適量


[下準備]
・鯛の切り身に塩を振り、15分程置く。
・キッチンペーパーで余分な水分をふき取り、
 酒をふっておく。
 
[作り方]

①鯛は適当な大きさに切る。骨があれば、骨抜きで取り除く。
  筍は2㎜幅に切っておく。ペコリーノロマーノは2mm幅にスライスする。

②春巻きの皮に鯛、ペコリーノロマーノ、筍をのせ、巻く。巻き終わりは水溶き片栗粉で止める。

③中温に熱した油適量(分量外)で色よく揚げる。

 

煮卵風

f:id:eat-labo:20200403140104p:plain


我が家の定番。お好みで、酢や唐辛子を加えたり、オイスターソース・八角を足して中華風にしてもおいしいです。アレンジして、ご自宅の味を作ってみましょう。


[材料]
卵       6個
濃口醤油  30cc
みりん     50cc


[下準備]
・卵は常温に戻しておく。

 

[作り方]
①鍋に湯を沸かし、沸騰したら卵を静かに入れる。
 約7分(好みで加減する)茹でる。

ポイント:古い卵の方が、殻が剥きやすい。
また、卵の殻が割れて白身が出てきてしまったら、お湯に酢を加えると白身が固まりやすくなる。

②調味液を合わせておく。

③茹でたらすぐさま冷水に取り、冷ます。

④殻を剥き、調味液に漬けて半日以上置く。

⑤卵は半分に切り、お弁当に詰める。お弁当箱の中で転がるようなら、
 卵の底の部分を水平にカットする。

 

〇卵には旬がある?

卵の旬を考える上で、手がかりとなる言葉が季節を表す七十二候の中にあります。

それは「鶏はじめてとやにつく」という言葉で、ニワトリが春を感じて、卵を抱き始める様子を表現しています。この言葉からも、昔はニワトリも自然の中で生きている他の鳥類と同様に、春から初夏にかけて産卵を行なっていたことが分かります。

現在、一定の品質を保てる無精卵が市場の主流となっていますが、平飼いや放し飼いといった自然の状態で育てられたニワトリの有精卵も、直売所やオーガニックスーパーから手軽に入手することが可能です。ぜひ、この季節は濃厚で味のよい旬の卵を味わってみませんか?

ふきの梅酢醤油漬け

f:id:eat-labo:20200403140225j:plain

熊が冬眠から目覚め、最初に食すものがフキノトウと言われています。

フキノトウが花をつけた後、葉が伸び出し、葉柄が長く育ち、フキの旬(4~6月頃)を迎えます。

 

[材料]

蕗(フキ) 1束

酢      50㏄

みりん    大さじ3

梅醤油   大さじ1

(なければ濃口醤油

塩       少々

かつお節   適量

[ふきの下処理について]

①ふきの茎を使いやすい長さに切り、まな板にのせて手のひらでゴロゴロと転がしながらこすり合わせ、板ずりする。

②鍋にたっぷりの湯を沸かし、1の塩がついたまま入れ、細いものは2~3分、太いものは5分ほどゆでる。

③(2)をざるにとり、皮をむく。3cmほどを1周むき、皮をまとめて一気にひっぱるとむきやすい。

 

[作り方]

①ふきは5㎝幅に切り揃える。

②鍋に調味料を合わせ、火にかける。沸いたら火を止め1を浸す。

③2~3時間ほど置き、味をなじませる。

かつお節をフライパンで乾煎りし、パリパリになったら手でかつおぶしを握って粉末状にする。汁気を切った③にまぶす。

 

〇自家製、梅醤油を作ってみましょう

料理に使って余った梅干しの種。なんだか捨てるにはもったいないな、と思って小瓶に入れて醤油に漬けてみました。冷ややっこはもちろん、青魚を煮るときや、焼きおにぎりにもぴったりです。

 

苺と芹の白和え

f:id:eat-labo:20200403140334j:plain

白い雪の中から緑が芽吹いているような、春の白和え。

とろりとクリーミーな豆腐と練りごまのねっとりとした味わいを堪能しましょう。

[材料]

豆腐     1丁

塩      小さじ1程度

芹      1束

苺      ½パック

練りごま   大さじ4

みりん    大さじ2

濃口醤油  大さじ1

出汁     大さじ1

塩      ひとつまみ

 

[下準備]

・豆腐を数分茹でる。ざるにあげ、水気をよく切る。

 キッチンペーパーに包み、数時間水切りする。

※目安としては、手で割れるほどしっかり水切りする。

①せりは根本を切り落とし、熱湯でさっと茹で、冷水にとりざるにあげる。

  3cm幅に切り、醤油を回りかけて水気をしぼる。苺はへたをとり、4等分に切る。

②フードプロセッサーに、豆腐を手でちぎりながら入れる。

  調味料を加え、なめらかになるまでフードプロセッサーをまわす。

③白和え衣をボウルに取り出し、 ①と和える。

 

 

1品でも、みなさんの食卓やお弁当に並び、おいしい~!を共有できましたら、幸いです。

 

とり

 

 

【福岡 薬院|2月の料理教室・開催】かんぶつ食堂 第4弾! 

バレンタイン、おいしいチョコレートは食べましたか?

今年のバレンタインは、スパイスかおるチャイで仕込んだショコラシュトレンを作りました。材料にはおいし~いフランス産ヴァローナのチョコレートをたっぷり。

チョコレートがおいしいので、おいしい!

ラム酒漬けのレーズン、オレンジピールマカダミアナッツ入りです。

f:id:eat-labo:20200217191409j:plain

バレンタイン前後はチョコレートの食べ過ぎに注意しないとですね。

 


さて、先週15日は今年最初の料理教室でした。

お問合せ&お申込みいただいた皆様、ありがとうございました。

 2月の料理教室

今回は、この季節恒例の“かんぶつ食堂”。

2017年に始まり、今年で4回目の開催となりました。

 

f:id:eat-labo:20200217192327p:plain

今回は、忙しい人にこそ、野菜不足の人にこそ、ぜひ乾物を取り入れてもらおうと

いかに簡単に乾物を取り入れるか、をテーマにご紹介しました。

 

主食は、日本酒でゆっくりと戻した干し貝柱や乾物を使った炊き込みご飯。

主菜は、もっとも簡単な魚の食べ方、湯煮をご紹介。味付けはシンプルに自家製ポン酢で。

 

そのほか、野菜料理では簡単だけどおいしい大根ソテー、今が旬!紅菜苔の醤油麹和え、自家製干しきのこのオイル漬け、とろろ昆布と梅干のお吸い物を作りました。

 

なにか気になる献立があれば、ぜひ聞いてくださいね。

 

次回のクラスは、2020年4月18日(土)10:30~13:00

テーマは、春のお弁当です。どうぞお楽しみに~!

 

とり

【福岡 薬院|2月の料理教室】乾物食堂 第3弾 献立のお知らせ

f:id:eat-labo:20200205102603j:plain

おいしそうな金柑をお裾分けいただきました。

皮が厚く、とってもフレッシュです。

f:id:eat-labo:20200205102620j:plain

そのままでも十分おいしいのですが、お砂糖をまぶして時間を置くと…

f:id:eat-labo:20200205102637j:plain

金柑からたっぷり水分がでてきました。

こちらをさっと煮て、乾燥させれば金柑ピールの完成。

f:id:eat-labo:20200205102908j:plain

チョコレートケーキに入れ込みました。なんて贅沢!

甘いものを食べた日は、運動を頑張らないとですね。

さて、2月のお料理教室のご案内です。

 

f:id:eat-labo:20200205103052p:plain

2月は、冬の名残の野菜と、春の走りの狭間の時期。

野菜が少ない季節だからこそ、乾物を使った料理をうまく取り入れます。

今回の教室では、旬の魚を簡単に、おいしく食べる“湯煮”の紹介、醤油麹で作る利休たれ、日々のごはんを支えるストック食材として自家製干しきのこのオイル漬けや、日本酒で戻した干し貝柱を使った炊き込みご飯、その他旬を迎える野菜料理を作ります。

 

今月もたのしいクラスにしましょう~!

 

とり

【福岡 薬院|2月の料理教室】乾物食堂 第3弾! 

今年も作りました。フランスの新年の伝統菓子ガレットデロワ。

毎年、毎年作っていますが、なんせ1年に1回なので、めきめき…とは上達しません。一年前よりおいしくできたかな?

f:id:eat-labo:20200120201632j:plain

ガレットデロワとは?

気になる方はこちらへどうぞ。

 

季節は大寒だというのに、そこまで寒くないこの頃。

暖冬の影響でしょうか、ベランダの小梅ちゃんのつぼみもふっくら。早咲きしそうです。冬野菜や食べ物にも影響がでてしまいそうで心配ですね。

f:id:eat-labo:20200120202137j:plain

葉境期や気候の影響での野菜高騰は、家計の大ピンチ。

そんなときにおすすめなのが、乾物です。

乾物は旬の野菜を、太陽の光と風で閉じ込めたもの。一年を通して価格が安定していることはもちろん、栄養価もぐんと高いことが特徴です。

ということで、2月の料理教室では”乾物”をテーマにおいしい献立を紹介したいと思います。

2020年2月の料理教室

テーマ:乾物食堂 第2弾! 

日時:2月15日(土)11:00-13:30

場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン

料金:3300円(税込)

持ち物:エプロン、タオル、筆記用具

 

干し椎茸、昆布、豆、切り干し大根、干し貝柱…

太陽の光と、風によって水分が飛んだ乾物の、滋味あふれる力強いうまみ、素材本来の甘くやわらかな香り。
乾物には、とって代わることのできない、すこやかで美しいおいしさがあります。

戻す時間はかかっても、手間はかけず、しみじみと美味しい、ぜいたくなうまみを堪能しませんか?

野菜が不足しがちなこの時期におすすめの乾物料理をご紹介します。

 

f:id:eat-labo:20200120201334p:plain

みなさんのご参加、お待ちしております!

 

とり

 

【福岡 薬院|12月の料理教室・開催】台湾式朝ごはん

みなさん、柚子風呂には入りましたか?

冬至を迎え、これから少しずつ季節は春に向かっていくんだなぁと思うと、温かな春の日射しが余計に恋しくなりますね。

 

さて、先週土曜は12月の料理教室でした。お問い合わせ・お申込みいただいた皆様、ありがとうございました。今回のテーマは台湾の朝ご飯!簡単で、なおかつ体にも優しい献立をご紹介させていただきました。

福岡 薬院|料理教室 台湾式朝ごはん

f:id:eat-labo:20191223190736p:plain

12月の献立

鹹豆漿(シェントウジャン)

蕃茄炒蛋(ファンチェチャオダン)

炒青菜(チャオチンチャイ)

豆花(トウファ)

茉莉花茶(モーリーフアチャー)

 

中国語で書くと難しくみえますが…上から順にこうなります。

f:id:eat-labo:20191223184941j:plain

☝台湾風おぼろ豆腐

f:id:eat-labo:20191223185048j:plain

☝トマトの卵とじ

f:id:eat-labo:20191223185115j:plain

☝青梗菜炒め

f:id:eat-labo:20191223185204j:plain

☝豆乳を固めたスイーツ、そしてジャスミンティーです。

 

本場台湾では、豆花は硫酸カルシウムや地瓜粉を使って豆乳を固めますが、今回は日本で手に入りやすく、そして体にやさしい食材を使ってつるんとした食感を再現しました。

 

鹹豆漿や蕃茄炒蛋、炒青菜はどれも使う食材は2~3種類と少なく、材料も作り方もとてもシンプルですが、シンプルな料理だからこそ、少しのポイントを抑えるとグンとおいしくなります。

 

どの献立もとても簡単ですので、”本当は食べたいけど、なかなか朝は時間がなくて…”とお悩み方の定番メニューになればうれしいです。

 


次回の料理教室は、来年2020年2月15日(土)11:00~を予定しております。

テーマは乾物や干し野菜などを考えていますが、決まり次第こちらでご案内いたしますね。どうぞ、お楽しみに~!

 

とり

 

【レシピ】台湾デザート豆花を作ろう ~自家製豆乳編~

豆乳で作るやさしい甘さの台湾デザート、豆花(トウファ)。

食べたことはありますか?

台湾ブーム真っ只中の日本でもじわじわと人気が広がり、東京はもちろん福岡でも、本場・台湾人が作る豆花専門店が出来るほど。

 

ということで、豆花を作るべくお買い物へいったのですが、おいしそうな豆乳が手に入らなかったので、今日は大豆から豆乳を作ろうと思います。

 

とても分かりやすくまとめているサイトを見つけましたので、参考にご紹介します。

もし、家でもやってみよう!という方は見てみてくださいね。

 

www.fkco.jp

 

自家製豆乳の作り方

まず、大豆を洗い一晩水に浸します。

このとき、3倍以上のお水にたっぷりと浸してください。

 

今回は平譯農園(ひらわけのうえん)の乾燥大豆を100g使いました。

翌日、十分に水を吸った大豆は約250gになっていました。約2.5倍ですね。

 

その大豆をミキサーにかけていきます。このとき、戻した大豆重量の半分のお水を加えます。今回は100g(100cc)入れました。

ミキサーにかけ、なめらかな状態になったら大きめの鍋に移します。

ここでさらにお水150gを加えてください。(大豆と加える水の総量が同じになります。)

f:id:eat-labo:20191211155306j:plain

☝参考までに、これはストウブの23cmオーバル鍋です。

f:id:eat-labo:20191211155311j:plain

見えますか?火を加えると、ふくふくと泡が出てきますので、家にある一番大きな鍋を使うことをおすすめします。

最初は強火~中火で、沸騰してきたら弱火にして甘い香りがするまで火を入れていきます。時間にして5~8分でしょうか?たくさん作るときは加熱時間も長くなりますので、豆の甘い香りが漂うまで火入れしてください。底の部分が焦げやすいので、まんべんなく混ぜてくださいね。

 

大豆に火が入ったら、ざるに晒しを敷いてペーストになった大豆を流し入れます。冷めないうちに濾しましょう。晒しをねじり、木べらで押すようにこします。やけどに注意してくださいね。

f:id:eat-labo:20191211155244j:plain

これで豆乳が完成しました。

乾燥大豆100gから豆乳約200㏄、そしておからが出来ました。手間はかかりますが、おいしい大豆から作った出来立て豆乳のおいしさったら。

f:id:eat-labo:20191211155300j:plain

おいしい豆乳は、豆花になりました。

今日のトッピングは茹で小豆と白玉です。甘さ控えめのジンジャーシロップをかけていただきます。

12月の料理教室では、シェントウジャン(鹹豆漿)のほか、こちらの豆花も作ります。

 今月の料理教室後、簡単な豆花の作り方もご紹介できたらと思いますので、どうぞお楽しみに。

12月料理教室

来月の料理教室のご案内です。

 

f:id:eat-labo:20191207133422p:plain

12月料理教室では、鹹豆漿(シェントウジャン)をはじめ、体をあたためる台湾式朝ごはんをご紹介します。

本当は食べたいけど、なかなか朝は時間がなくて…

とお悩み方の定番メニューになればうれしいです。

 

お時間が合いましたら、

ぜひご参加お待ちしております。

 

2019年12月21日(土)11:00~13:30(空き状況:あと1名)

 

テーマ からだを温める、台湾式朝ごはん

場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン

料金:3300円(税込)

持ち物:エプロン、タオル、筆記用具

 

とり



 

 

 

 



 

 

【12月の料理教室】旅する台所 ~台湾式朝ごはん~

11月も末、すっかり寒くなりましたね。

 

寒いのはあまり得意ではありませんが、鍋がおいしい季節!と思えば「冬」もいい季節ですね。

 

11月といえば、私にとっては紅玉の季節。最近は、以前より出回る時期も長くなりましたが、やっぱり11月が一番の旬だと思います。

f:id:eat-labo:20191122162749j:plain

酸味のおいしい紅玉がたくさん出回りはじめましたので、今年も紅玉のタルト作りを。こう寒いと、パイも折りやすいんですよ。

f:id:eat-labo:20191122162755j:plain

生でもおいしいですが、なんといっても紅玉のおいしさは加熱することで引き立つ酸味でしょうか。

同じ大きさに切りそろえて、白ワイン、シナモン、少しの砂糖とバターでさっと煮ていきます。

 

タルト型にパイ生地を敷き、その上にはダマンドを。

さらにその上には、さっと煮たリンゴ煮をたっぷり。

一番上にはうすくスライスした紅玉を並べます。

f:id:eat-labo:20191122162807j:plain

☝ダマンドとは、卵・砂糖・バター・アーモンドから作るおいしいクリームです。我が家は少しラム酒も加えます。

 

170℃~180℃のオーブンで40分程焼けば、紅玉のタルト完成です。

f:id:eat-labo:20191122162800j:plain

出来立てさくさくを食べられるのは、作り手の特権ですね。

12月料理教室

来月の料理教室のご案内です。

 

f:id:eat-labo:20191207133422p:plain

12月料理教室では、鹹豆漿(シェントウジャン)をはじめ、体をあたためる台湾式朝ごはんをご紹介します。

本当は食べたいけど、なかなか朝は時間がなくて…

とお悩み方の定番メニューになればうれしいです。

 

お時間が合いましたら、

ぜひご参加お待ちしております。

 

2019年12月21日(土)11:00~13:30(空き状況:あと1名)

 

テーマ からだを温める、台湾式朝ごはん

場所:スポーツ栄養クリニック内キッチン

料金:3300円(税込)

持ち物:エプロン、タオル、筆記用具

 

とり