EAT LABO|福岡 薬院 たべる研究所

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【レシピ】自家製の黒豆茶をつくろう|福岡・薬院のおいしいお茶が楽しめる店

暦の上では春ですね。

数日あたたかい日が続き、春もすぐそこかと思えば、また週末はグッと寒くなるようですね。

まだまだ、温かいものが恋しくおいしい季節ですね。

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☝網で焼いたおもちにぜんざい。なんておいしいんでしょう。

今日は、自宅で楽しめる自家製黒豆茶と、福岡薬院のおいしいお茶が楽しめるお店をご紹介します。

2月の養生ドリンク 黒豆茶

今日は、冬におすすめの飲み物・黒豆茶の作り方をご紹介します。

市販品も手に入りますが、煎りたての豆で入れるお茶は香ばしさが違いますよ。

とても簡単なので、ぜひお試しください。

黒豆茶の作り方

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☝写真は大豆。黒豆はもちろん小豆などいろんな豆を煎ってお試しください。

 

作り方

1、黒豆をさっと洗い、フライパンに入れて強火にかける。
2、豆の水分が飛んだら、中火にして木へらなどで転がしながら、さらに5~6分煎る。徐々に皮がはじけて香ばしい香りがしてくる。
3、豆に軽く焦げ目がつき、ときどきピキっと爆ぜる音がするようになれば煎りあがり。
4、大さじ1杯ほど小鍋にいれ水250㏄入れて数分煮出す。


以上!

とっても簡単です。豆はそのまま食べても、米に加えて一緒に炊いてもおいしくいただけます。

大いなる豆、大豆の栄養

大豆の栄養についてもご紹介します。


昔の人々にとって大豆はときに薬であり、ときに崇拝の対象でした。「豆」という字は「高杯(たかつき)」の象形文字。高杯とは長い脚のついた供物をのせる祭器のことです。


かつて豆が神様への供物であったことを物語っていますね。大豆は「大いなる豆」の意味からついたそうです。


栄養学では三大栄養素から各種ビタミン、機能性成分まで健康維持に欠かせない栄養がぎっしり。必須アミノ酸はもちろん、ビタミンB群も豊富に含まれています。炭水化物を分解してエネルギーを生み出すときに欠かせないのがビタミンB₁。なんと大豆は精白米の10倍も含んでいます。炭水化物が分解されてできるブドウ糖は脳や神経の唯一のエネルギー源。大豆には老化防止によいとされるビタミンEも豊富に含まれています。そして、大豆を茹でるときにでるサポニンには、ブドウ糖中性脂肪に変化するのを抑え、また活性酸素を除去する働きがあります。食物繊維も豊富で100g当たり17.1g含まれています。黒豆ならさらにアントシアニンも加わり、抗酸化力も期待できます。

(引用文献:新豆類百科、日本豆類協会、小豆の力)

 

めくるめくお茶の世界へ

 

おいしいお茶には興味あるけど、自分で煎るのはちょっと…とお思いの方へ。

おいしいお茶がのめるお店をご紹介します。

日本茶専門店「万(よろず)」

場所は中央区赤坂。

日本茶専門店「万(よろず)」は、本格的な日本茶とお酒が楽しめるお店です。

こちらでいただけるお茶の一部を、ご紹介します。

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・黒豆野草ノ茶

私がお伺いした日は、黒豆と鳥取ハマ茶のブレンド野草茶でした。

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☝ここの棗発酵バターが絶品!

まず、淹れる前の茶葉の香りを楽しみ、その後に一煎目は低温で、徐々に温度を上げ中温で二煎目、三煎目は高温で淹れてもらいます。

同じ茶葉なのに一煎、二煎、三煎と変化する味わいにびっくりします!

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熱い夏の日は、赤紫蘇と紅茶(みねかおり)の冷たい冷茶もたのしめます。

 

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秋にお伺いした際は、お茶と一緒に栗入羊羹を頂きました。

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玉露をいただいた日は、緑茶がらで玉露ノ御浸しを。

四季折々、日本茶を始めとするさまざまなお茶の世界をたのしむことができるお店です。

 

お茶発祥の地中国では、「養生の仙薬」と言われ、解毒剤として用いられたり、不老長寿の妙薬として伝え広められ、日本でも親しまれているお茶。こころとからだの休養に、すてきなお店にいってみるのはいかがでしょう?

 
万(よろず)

住所 福岡市中央区赤坂2-3-32 赤坂MOKUZO

電話 092-724-7880

営業時間 12:00~15:00/18:00~翌2:00

定休日 日曜 

 

福岡・薬院 2月の料理教室

2月開催の料理教室も、あと若干名募集中です。

豆入り茶飯を始め、乾物を使ったおいしいごはんを作りませんか?

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テーマ:続!かんぶつ食堂 日本のdry food ! 乾物をおいしく食べよう。

① 2019.2.16(土)11:00~13:30 キャンセル待ち

② 2019.2.23(土)11:00~13:30 あと1名


場所:スポーツ・栄養クリニック内キッチン

料金:3240円(初めての方、2700円)

持ち物:エプロン、タオル、筆記用具

予約:092-716-5550 

 

とり

 

 

【2月の料理教室】続!かんぶつ食堂 日本のdry food ! 乾物をおいしく食べよう。

今朝は、雪がちらほら。福岡人は寒さに慣れていないので、スタッフみなで寒い寒い!と騒いでいます。寒いのは苦手ですが、こう寒いと余計に鍋がおいしく感じますね。

 

ある日は鶏つくね鍋、ある日は豚ねぎ鍋。

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☝鶏むね、鶏もも半々にねぎや柚子、七味、ゴマと味を変えて。

 

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☝豚とねぎ。ねぎを網焼きで香ばしくとろとろに焼いて。味付けは塩麹とごま油。自家製ポン酢でいただきます。

 

忙しい日もパッと作れて片付けもらくちん!お野菜もたっぷり食べられて、一石二鳥。

みなさんのお好きな鍋はなんでしょうか?

 

2月の料理教室

今回の料理教室は、乾物食堂その2!

前回に引き続き、もっと乾物の良さをしてほしい!という思いから、第2弾として開催します。

 

前回の内容はこちらよりどうぞ☟

eat-labo.hatenablog.jp

 

この料理教室にご参加頂いたことのある方はもちろん、

冷蔵庫の中で野菜を腐らせて捨ててしまったことがある人、

1人暮らしだけどたくさんの種類の野菜を食べたいと思っている人、

無添加の保存食に興味がある人、

災害などもしも…の時に備えておきたいと考えている人、

そんな方のご参加、お待ちしています!

福岡・薬院 2月の料理教室

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テーマ:続!かんぶつ食堂 日本のdry food ! 乾物をおいしく食べよう。 

①  2019.2.16(土)11:00~13:30 キャンセル待ち

②  2019.2.23(土)11:00~13:30 あと1名


場所:スポーツ・栄養クリニック内キッチン

料金:3240円(初めての方、2700円)

持ち物:エプロン、タオル、筆記用具

担当:鳥飼愛美(管理栄養士)

予約:092-716-5550 または 受付までお声かけください

 

今年最初の料理教室です。今年もおいしい1年になりますよう、おいしい準備をしてお待ちしています!

 

とり

 

 

 

 

 

【12月の料理教室】身体が喜ぶ、冬ごはん|からだを温める食事

昔は焼き餃子が1番すきだったのに、いつの間にかすっかり水餃子派になりました。

家でももっぱら水餃子です。

 

年齢に応じて、消費エネルギーが少なくなるからでしょうか?

こってりした食べ物より、さっぱりとした食べ物が好きになりました。

みなさんは、どうでしょう?

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さて先日12/15(土)は、今年最後の料理教室でした。

 

今回もたくさんのお申込み、お問い合わせ、本当にありがとうございます。

もう何年も通ってくださっている方や、初めましての方にもお越しいただき、今回も本当にたのしい会となりました!

 

12月の料理教室、テーマは「腎」

今回のテーマは、冬の養生。

寒さが日に日に厳しくなる冬は、春に備えて必要な生命力を蓄え、心身を養う大切な季節です。


冬は気温の低下で、気と血の循環が悪くなり、免疫力も低下しがち。寒さで体が縮こまることで、肩こりや腰痛、生理痛などの症状も悪化しやすくなります。

中医学では冬は、五臓「腎」と関係の深い季節と言われています。
冬は寒さで汗をかきにくく、体にたまった不要な水分を、腎と膀胱が忙しく休むことなく働くことで体の外に出そうとするため、腎に負担がかかりやすく膀胱炎やむくみ、頻尿といったトラブルも起こしやすくなります。また頭皮もむくみがちになりやすいため、抜け毛が気になりやすくなります。

西洋医学の腎臓の機能からみても、腎臓とは体内の水分代謝のコントロールの他、ホルモン、生殖器、泌尿器、免疫系などをつかさどります。

 

そこで12月の料理教室では、からだを温める食材や、「腎」の機能をサポートとする食材を使った冬の献立をご紹介しました。

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12月の料理教室 献立

今回の献立はこちら。

土鍋で作る、参鶏湯風粥

えびと甘藷の中華炒め(チリソース煮)

蓮根のじりじり焼き 中華甘酢だれ

冬の薬膳茶

スパイシーチャイ

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通常、丸鶏を用意してもち米やクコの実を詰めて作る参鶏湯(サムゲタン)。今回は気負わず簡単に作れるように、手羽元を使ってアレンジしました。

講義では、なぜ骨付きの鶏を使うのか中医学から見た効能や、「生」と「加熱」で使い分ける正しい生姜の使い方、土鍋の効能、味が変わる!おいしくなる海老の下処理、れんこんのおいしい焼き方などなど。

 

今回は少しだけ時間に余裕があったので、最後にチャイ作りも実践!

チャイで使用したスパイスの効能についてもご紹介させていただきました。

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料理教室後、さっそくご家庭でも実践していただき、

 

”朝粥はじめました。”

”チャイを飲むと、からだが芯から温まるようになりました。”

”海老が今までと違う!プリプリになりました。”

 

などうれしいお声をたくさんいただきました。

 

みなさんから、おいしい~!といってもらえることが本当に嬉しく、どんな言葉より「おいしい」が1番好きな言葉だなぁとしみじみ感じています。ありがとうございます。

2019年の料理教室

来年1月の料理教室はイベント準備の為、おやすみとさせていただきます。

新年、初回の料理教室は

2019年2月16日(土)11:00~

好評だった乾物食堂、第2弾です。

ありがたいことに、ご予約開始日に定員となりましたので、現在キャンセル待ちです。

2月23日(土)も開催調整中ですので、ご希望の方はどうぞお問い合わせください。(スポーツ・栄養クリニック TEL092-716-5550)

 

 

今年も1年、本当にありがとうございました。

また来年も、みなさんがおいしい1年を過ごせますようお手伝いができましたらうれしく思います。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

とり

 

【レシピ】温まる冬の飲み物、おいしいチャイを作ろう。

12月というのに、秋のよく晴れた日ような天気が続いています。

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このまま冬が過ぎ去ってしまうのかと思っていましたが、どうも今週末から寒波がやってきて、うんと寒くなるようですね。

 

そこで今日は、これから寒くなるこの時期にピッタリ、おいしいチャイの作り方をご紹介します。

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☝湯気のおいしい季節です。

おいしいチャイの作り方

材料(2人分)
水…250ml

お好みのスパイス(ホール)
  シナモンスティック…1本
  カルダモン…4粒
  クローブ…8粒
  黒こしょう…2粒
しょうがスライス…2〜3片

 

茶葉…10g

きび砂糖…15g(大さじ1)~お好みで。はちみつに変えても◎

無調整豆乳…200ml

※ちなみに、私は牛乳1:豆乳1で作るのが好きです。お好みでどうぞ。

 

[スパイスの準備]
・カルダモンはさやに切り込みを入れて裂く。
・シナモンスティック、クローブは手で軽く砕く。
・しょうがは1~2㎜にスライスして、半日干しておく。

 

[作り方]

1.分量の水とスパイスを小鍋にいれ,火にかける。

2.スパイスの色が出るまで5分ほど煮出す。

3.火を止め,茶葉を入れて2分ほど蒸らす。

4.豆乳,きび砂糖を加えて再び火にかける。

5.沸騰直前まで温める。

6.茶こしで濾して,コップにそそぎ完成。

 

ポイント

・スパイスはホールを使ってください。スパイスの香りもよく、味がまろやかに仕上がります。

・本場の作り方では、最初から茶葉を入れて沸騰させますが、苦みが出すぎてしまうため、この作り方では火を止めてから加えます。

・茶葉は、アッサムやウバなどミルクティー向きの茶葉がおすすめです。なければ、ダージリンアールグレイでも代用できます。

今回は、こちらの紅茶はを使用しました。

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キャンベルズ・パーフェクト・ティーのご紹介 | TEA & TREATS

スパイスの効能

チャイで使うスパイスの効能も、ご紹介します。

Cardamom – カルダモン

胃腸を守り、コレステロールや血流をコントロールする効果があります。これらより、心血管由来の病気を防ぐ役割が期待できます。他に、気持ちを落ち着かせる効果あります。


Cinnamon – シナモン

シナモンは癌の予防を助けたり、アルツハイマーや記憶障害のリスクを軽減したり、心臓にも良いと言われています。


Cloves – クローブ

古来より、鎮痛剤や防腐剤目的で使用されているスパイス。単独で使用するとキツく感じる香りも、他のハーブと併用することでまろやかになります。


Ginger – 生姜

消化を助ける効果や身体を温める効果があります。世界各国で使用されている、万能スパイス。また吐き気などを抑えたり、免疫機能の高めたりする効果もあると言われ、これからの季節におすすめのスパイスです。

 

おいしいチャイが飲める店

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さいごに、おいしいチャイは飲みたいけど、自分で作るのは大変!という方へ。

おいしいチャイが飲めるお店をご紹介します。

 

Chai Tea Heron (チャイティーヘロン)

住所 福岡市中央区大宮1-4-22−武石大宮第一コーポ101号室
電話 なし
営業時間 17:00~21:00(日曜 12:00~19:00)
定休日 水曜

 

こちらのお店、チャイが好きではなかった私が好きになるきっかけになったお店です。当院から歩いて行ける距離ですので、足を運んでみてはいかがでしょう?

 

とり

【12月の料理教室】身体が喜ぶ、冬ごはん|からだを温める食事

12月。今年も残すところあと1か月ですね。

 

今年もシュトレンを焼きました。これで4年目。

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シュトレンとはドイツ発祥のクリスマス菓子。

ラム酒など洋酒に浸けておいたドライフルーツとナッツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いたパン(菓子)です。ここ数年で、日本でもパン屋や菓子店でさまざまなシュトレンが販売されるようになりましたね。

シュトレンの食べ比べをする方もいるようですよ!(糖と脂質の総攻撃ともいえるシュトレンの食べ比べなんて、カロリー的にちょっと危険な香りがします…)

 

季節を感じることのできる、年に1度の焼き菓子作りは楽しいものです。

特にこのシュトレンは、冬がやってきたな、1年巡ったなぁという気持ちになります。

 

12月の料理教室

一年で一番寒い季節、冬。

冬の季節は、厳しい寒さが体の中に侵入して、悪寒、冷え、腰痛、足腰の痛みなどの症状を起こしやすくなります。

また、冬は五臓の「腎」の働きが活発になります。

ー抜け毛が気になる。白髪が増えた。

それは腎が弱っていることが原因かもしれません。

冷えを解消する温熱性の食材をとりいれて、体の中からしっかりと温めることが冬の養生です。腎をやさしく養い、この冬を乗り越えましょう。

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献立は、参鶏湯風粥、えびと山芋の中華炒め、焼きかぼちゃ黒酢だれ等を予定しております。

日時:12月15日(土)11:00~13:30

料金:3,240円(税込)

担当:鳥飼(管理栄養士)

 

今月の12月15日は、今年最後の料理教室。ありがたいことに、現在キャンセル待ちとなっております。最後のクラスも、うんとたのしくおいしい教室になりますよう、全力でご用意してお待ちしておりますので、どうぞお楽しみに。

 

とり

【10月の料理教室】湯気ある暮らし~せいろを使った秋のごはん~

今日から11月。

11月といえば紅玉の季節ですね。

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紅玉といえば、その甘酸っぱさが林檎のタルトにぴったり。

気温もぐっと下がり、バターの香ばしい匂いが恋しくなります。

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そしておなじく、湯気のぼるあたたかいものがおいしい季節になりますね。

 

先日の料理教室のテーマは、「せいろ」でした。

せいろを使って秋の食材をふんだんに使った献立を数品作りましたので、ご紹介します。

 

10月の料理教室 

今回の献立はこちらです!

〇きのこの中華おこわ

もち米は炊飯器でも炊けますが、やはり「炊く」より「蒸す」 がおすすめです。

うるち米に比べてもち米は粘りが強いため、お釜(炊飯器)の中では対流がうまくいかず、均等に炊き上がらないことがあります。また、うるち米に比べてもち米は給水力が大きいため、うるち米のように水を加えて炊くと柔らかくなりすぎてしまうことも。

 

〇菊花しゅうまい

包まないので、シュウマイを包むのが苦手・・・という方にもおすすめ!華やかなので、おもてなしにもピッタリです。

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〇豚肩ロースの蒸し豚~酢豚仕立て~

赤身と脂身のバランスのいい豚肩ロースを塊ごと蒸します。

せいろなら、100度以上にならないので火加減いらず。柔らかくしっとりと仕上がります。今回は蒸した豚を甘酢にからめます。

蒸してほくほく甘い秋野菜を添えて、油を使わないヘルシー酢豚に仕上げました。

〇秋の蒸し野菜 

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デザートには無花果、食事に合わせて小豆を煎じた小豆茶をお出ししました。

なぜ、加熱して食べるのか?

今回のテーマはせいろ。せっかくなので、「蒸す」をはじめとする、さまざまな加熱法について、みなさんと一緒に考えてみました。

 

なぜ、わたしたちは食材を加熱して食べるのでしょうか?そのとき、食べ物にはどんな変化が起きているのか。栄養素は?味は?安全性は?

 

さらに、そのときの熱の伝わり方の種類についても確認しました。

熱の伝わり方は、おもに3つ。伝導、対流、放射です。


ガスコンロにやかんをかけてお湯を沸かすシーンを想像してみてください。

ガスの炎がやかんの底を暖め、その熱がやかんの内側へ、そして水へ伝わっていく、これが伝導です。やかんの中では、下部の水が温められ、水が上部に移動し、上部の温度の低い水が下部に移動します。これを対流と言います。
一方、コンロの前に立っているあなたが、熱いなぁと感じるのが、放射です。

では、電池レンジは・・・?

電子レンジとせいろの温め方の違いが分かると、なぜ電子レンジでチンしたパンや中華まんがすぐに硬くなってしまうのか、なぜ蒸したさつまいもの方がほくほくと甘くおいしいのか、おいしい!の理由が分かります。

 

今でこそ、電子レンジがどの家庭にもありますが、みなさんのおばあちゃんの台所にはせいろがあったのです。

電子レンジはボタンを押すだけ、どなたでも気軽に使える道具ではありますが、 同じようにせいろも、火加減いらずで気軽に調理できる初心者向けの道具です。

少し時間はかかりますが電子レンジと同じように温め直すこともできます。 手軽さはそのまま、料理の仕上がりの違いは歴然!

大切にしたいことは、 料理は早さよりもおいしさが本質ということです。

 

料理教室終了後には、みなさんせいろを取り入れてみよう!と盛り上がりました。一家にひとつあれば、蒸しやさいに、おこわ、蒸し豚に、シュウマイ、買ってきた中華まんだっておいしくなりますよ。

今年の冬、せいろからあがる湯気でほくほくあたたかな食卓、始めてみませんか?

 

とり

 

【レシピ】砂糖不使用、やさしい甘さのきな粉おはぎ

すっかり涼しくなり、秋模様です。

みなさん、秋の味覚は楽しんでいますか?

 

秋の果物といえば、無花果、葡萄から徐々に移り変わり、梨、林檎、栗…とおいしい旬が続きます。今年も恒例、栗の渋皮煮パウンドケーキを焼きました。

栗についてはこちらで簡単にご紹介していますので、よければご覧くださいね。

eat-labo.hatenablog.jp

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☝栗の渋皮煮入り、パウンドケーキ。ラム酒がほんのり香ります。

 

おいしい果物が旬を迎えますが、やはり秋の味覚といえば、新米。そしてもうひとつ、新豆です!

 

豆というと乾物のイメージが強いと思いますが、新米のように、とれて間もない小豆はやはりおいしさが違います!

小豆の一大産地、北海道の小豆の収穫時期は9月下旬~10月中旬頃。とれたばかりの瑞々しい味わいは格別ですよ!そこで今日は、小豆を使ったおやつの定番「おはぎ」の作り方をご紹介します。

おはぎというと、お砂糖いっぱいで高カロリーという印象をお持ちの方もいらっしゃるのでは?そこで今回は、砂糖不使用!低IG調味料

 

*1 としても注目を浴びている「みりん」をつかった、砂糖不使用のおはぎをご紹介します!

10月の養生おやつ

きな粉のおはぎ~砂糖不使用、やさしい甘さ~

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材料

もち米(無農薬)1合(150g)

打ち水](合わせておく)
水…大さじ3
酒…大さじ1
塩…小さじ1弱

 

[あんこ]
小豆…200g
みりん…180~200㏄
水…適量
塩麹…小さじ1程度

有機きな粉…適量

作り方

まずは、あんこを炊いていきます!

[あんこ]
1,豆をやさしく洗う。

2,豆を煮る。
土鍋に豆と、豆の4倍量の水を入れ、火にかける。沸騰したら火を止めて鍋にふたをして10分ほど放置する。(蒸らし)

3,渋切り。
豆をざるにあげて、煮汁を捨てる。(新豆の場合は、渋切りしない場合もあります。)

4,再度、豆を煮る。
豆を土鍋に戻し、水をひたひたに入れる。火にかけて、沸騰したら40分~1時間ほど柔らかくなるまで煮る。水が蒸発して水位が下がるので、その都度水を足し、豆が水面から出ないようにする。

ポイント

水が減ったときに分かりにくいため、落し蓋はしません。
頻繁に水を足しながら、豆が踊らない量(ひたひた状態)を保ちます。


6,煮え具合を確認する。
豆を水につけてから、指でつぶし、芯が残らなければOK。

7,蒸らし。
火を止めてふたをして、30分~1時間ほど置く。蒸らし後、ざるに揚げて煮汁を切る。
(飲んでみて、灰汁がさほど強くなければそのまま工程8に入ります)

8,あんこを練る。
土鍋に煮た豆を戻し、みりん、塩麹を加える。強火に一気に練り上げる。※やけどに注意!冷めたら硬く締まるので、やや緩めに仕上げる。

9,容器に移して粗熱をとり、できあがり。

 

[もち米]
1、 もち米は洗米後、8時間以上浸水しておく。

2、 浸水しておいたもち米をザルにあげ水を切っておく。

3、せいろに蒸し布を敷き、もち米を入れる。中央にくぼみをつける。

4、 お湯が沸騰したら、せいろにもち米をセットして強火で20分~30分蒸す。
(炊き具合、米の硬さの好みに応じて、打ち水を1~3回繰り返し調整する。)

5、 蒸し布をせいろから取り出す。蒸し布を使って、米をたたみ、布の上から手で押しながら、ついていく。つきすぎないように加減する。

6、 もち米を8等分にしておく。

7、 あんこを8等分して、もち米で包む。きな粉をまぶしてできあがり。

 

みりんは低GI調味料で、他の甘味料と比べて血糖値の上昇が非常にゆるやかです。また薬膳の食材でもある小豆は、利尿作用と解毒作用が強く、体内に溜まった余分な水分を排出することから、むくみ対策やデトックスにおすすめの食材です!

新豆が出回るこの季節、ぜひお試しください!

もち米は、断然せいろ派!

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もち米は炊飯器でも炊けますが、やはり「炊く」より「蒸す」 がおすすめです。

うるち米に比べてもち米は粘りが強いため、お釜(炊飯器)の中では対流がうまくいかず、均等に炊き上がらないことがあります。

また、うるち米に比べてもち米は給水力が大きいため、うるち米のように水を加えて炊くと柔らかくなりすぎてしまうことがあります。

おはぎのおいしさといえば、地味深くやさしい味わいのあんこと、ふっくらと蒸し上がったもち米。ぜひ、せいろでお試しください。

 

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☝せいろはパンの温めなおしにもおすすめ。トーストに飽きたあなた。どうでしょう?

10月の料理教室

次回の料理教室、10月のテーマ「湯気のある暮らし~せいろを使った秋のごはん」

① 2018年10月20日(土)11:00~13:30 

② 2018年10月27日(土)11:00~13:30 

(※各回若干名空きがございます。)

せいろから立ち上がる湯気にほっこり。

今回は、10月に旬を迎える秋の食材をふんだんに使って、蒸し豚をはじめ、数種類の蒸し料理をご紹介します。きっとせいろの魅力に目覚めるはず!

 

みなさまのご参加、お待ちしております~!

 

とり

 

*1:GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。

GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品 56~69の間の食品を中GI食品 55以下の食品を低GI食品と定義しています。

GIは、特に1990年代に脚光をあびはじめ、1998年にFAO/WHOレポートが発表されました。さらに2003年にWHOから「過体重、肥満、2型糖尿病の発症リスクを、低GI食品が低減させる可能性がある」というレポートが出されるなどの背景から、その後もさまざまな研究が行われ、食品メーカーは食物繊維が多く、エネルギー密度が少ない、GIの低い食品を供給するために商品開発を行いました。
低GI食品は、現代人に急増しつつある肥満やメタボリックシンドロームの予防・改善の観点から、注目されているキーワードです。大塚製薬HPより引用