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【レシピ】美容のスーパーフード、フムスを作ろう!

中東料理のブームが日本にやってきていますね~。福岡でも、ヴィーガンメニュー、高栄養・低カロリーで注目を浴びる中東料理を取り入れる店が増えてきたようです。

 

中東料理の中でも日本で有名なのは、トルコのシシカバブ(ケバブ)でしょうか?トルコはシルクロードの中間地域でもあるため、豊富な香辛料や食材を用いた非常にバラエティに富んだ料理であり、フランス料理、中華料理と並び「世界三大料理」であるとも言われていますね。

 

今回はそんな話題沸騰中の中東料理からひとつ、フムスの作り方をご紹介します!

フムスとは

ペーストにしたひよこ豆のディップのことです。映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』でサマンサがホルモン補給のために食べていたことでも話題になりました。ひよこ豆にはタンパク質、ビタミンB1、B6、カルシウム、鉄分、亜鉛カリウム葉酸食物繊維など、女性に必要なミネラルやビタミンが含まれています。海外セレブの常備食として定着しているのもうなずけます!

注意点

ただし美容にいいからと食べ過ぎには注意しましょう。実はひよこ豆、大豆と栄養価を比べてみると低脂質ではありますが、炭水化物を多く含んでいます。これをいつもの食事にプラスしては、カロリーオーバー…。もちろん炭水化物も私たちの体に必要な栄養素です。食べる際はその分食事量を調整しましょう!

作り方

では早速つくってみましょう!

 準備

ひよこ豆は、前の日からたっぷりの水につけておきます。

(缶詰やパウチタイプのゆでたひよこ豆も売っています。しかし塩やクエン酸が添加されたものが多く、乾燥豆を茹でて作った方が断然おいしいです。)

材料

ひよこ豆(有機栽培)200g

ひよこ豆のゆで汁 50ml~

・タヒニ*1 大さじ3
・オリーブオイル 大さじ3

・塩 小さじ1/2
・レモン汁 1/2個分

・お好みのスパイス(クミン、カルダモン、コリアンダー、カイエンペッパー、白こしょうなど)

 

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手順

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①一晩水につけておいたひよこ豆を水ごと鍋に移して火にかける。沸騰したらアクを取り、火を弱めて柔らかくなるまで1時間程度煮る。

②煮えたら豆をざるにあげる。ゆで汁はとっておく。

point

よりなめらかに仕上げたい場合は、茹でたあとひよこ豆の皮を剥いてください。なかなか根気のいる作業ですが、舌触りが非常によくなります。

③フードプロセッサーにひよこ豆とオリーブオイルを入れ回す。少しずつゆで汁を足し好みの固さにする。

④レモン汁、タヒニ、塩、こしょう、スパイスで味に整える。

 

 

今回は、全粒粉のピタを焼いてピタパンサンドにして食べました!

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 エスニックのいい香りがしますね~。もう胃袋は中東にいる気分です。サンドイッチを作る際、バターやマヨネーズの代わりにパンに塗ればたんぱく質食物繊維を上手に補えます。この秋、中東ブームに乗ってぜひお試しくださいね!

 

とり

 

*1:タヒニ

輸入雑貨店などで購入できますが、なければ練りゴマで代用できます