【報告】9月の料理教室、開催しました!
9月17日に開催した料理教室の内容を少しご紹介します~!
今回のテーマは「ハレ」の日ごはんと秋の薬膳です!
そもそも薬膳ってなに?
薬膳の思想が生まれたのは中国。その中国の数千年という長い歴史に裏付けられた伝統医学を中医学といいます。
中医学では、人の体は気・血・水で構成されており、この三要素で生命を維持し、身体の機能を動かしていると考えられています。この気・血・水が過剰や不足なく、バランスを整えるために毎日の食生活を通じて行う飲食療法が薬膳です。
中国薬膳大辞典(1992年)によると、薬膳とは「中医学理論の指導のもとで、中薬(中医学で用いる薬物の総称)と食物を配合し、伝統的飲食調理技術と現代的加工方法を用い、色・香・味・形の全てによく、保健と治療に効果のある食療食品、料理の総称」と記載されています。
なんだか難しくかいてありますが…薬膳で最も重要なことは、おいしくなくてはならない、ということです!
今回の実習献立
その大前提を踏まえた上で、栗入り中華おこわ、半熟煮卵、海老と里芋のしんじょ、無花果とくるみの白和え、杏仁豆腐の5品を実習で作りました。
今回は炊飯器を使わず、セイロで蒸しあげたのでもっちもちです!
蒸しあがるころには、干しエビや舞茸のなんとも言えない、いい~香りが漂ってきました…たまりませんね
デザートは杏仁霜(あんずの種の粉末)を使って本格杏仁豆腐をご紹介!
今回は寒天ではなくゼラチンを使用。ゼラチンを使った方がもちっと仕上がりますね。さっぱりレモンシロップも好評でした~
いつも参加してくださっている方も、はじめましての方もいらっしゃいましたが終始
賑やかで和気あいあいな教室となりました。
講師役の私が一番楽しんでいた感は否めませんが…参加してくださった皆様、ありがとうございました!
次回の料理教室は10月15日(土)11:30~、担当はみほちゃんです!御予約・お問い合わせお待ちしております!
tel 092-716-5514